辻 明日真/ コラム, 小説/ 0 comments

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《ホーランドロップとトンビ》

辻 明日真

 

 

第十四話『クラウドファンディングで早稲田を変える』

12月31日(木曜日)

待ちに待った年末ミーティングは始まった。なかなか現れない海人を不思議に思いながらも三人は話を始めた。いつになく政孝の声は力にみなぎっていた。

「誠くんとは昨日話したけど、松下村塾をこの時代に作るなら、やっぱり一番最初に人材を備えないと」

「だよな~東大のサムライみたいなのが、うちのメンバーにもほしい」

「興味深いな、東大にはサムライがいるのか。一方、早稲田は……」

そう言いながら、玲央は早稲田理工学部キャンパスの中庭を54号館のラウンジから見下ろした。ちらほらとベンチに座っておしゃべりしている人たちがいた。

「俺は早稲田にもいるって信じてるよ、そういう人材が。ただ探さないと見つからない」

「よく言われてるのは群衆の中の1パーセント。早稲田大学5万人の中で1パーセントが自ら、なんらかの志を持って動いている、ということか」

政孝は頭を抱え、唸った。

「どうやったらそういう人たちを見つけられるんだ?!」

鳶雄はカタカタとキーボードを叩きながら、パソコンを半回転させ、新しく開いたページを二人に見せた。

「これ使えるかもしれない!クラウドファンディング!!」

「READYFORとかMakuakeとか最近流行ってたな。これをどう使うんだ?」

「早稲田に特化したものを俺らで立ち上げる!!」

「……??!!」

 

 

 

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クラウドファンディング

クラウドファンディングとは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、クリエイターや起業家が製品・サービスの開発、もしくはアイデアの実現などの「ある目的」のために、インターネットを通じて不特定多数の人から資金の出資や協力を募ることをいいます。

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辻 明日真

辻 明日真

田舎に泊まろう!をコンセプトに自転車旅で10代はひたすらバガボンド。大学での豊富な失敗体験を生かして学生アドバイザーを行う傍らブログや小説に熱を入れる。アウトドアに見せかけて実は囲碁、お茶、コタツを三種の神器としているかなりのインドアマインドの持ち主。

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