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お久しぶりです!
年休とって東京に遊びに来てます、Mickeyです(^^)
少しずつ冬らしくなってきましたが、みなさん体調崩さないように気をつけてくださいね。
体調絡みで、「病は気から」と一般的に言われますが、これって本当なんでしょうか?
今日はスタンフォード大学の健康心理学者、「自分を変える教室」の著者として注目を浴びる、Kelly McGonigal氏の「How to make stress your friend(ストレスと友達になる方法)」の導入部分を見てみましょう。
「病は気から」の真相が分かります。
考えの科学を探ってみましょう。
Kelly氏は、健康心理学者です。
つまり、人々に「健康」とそれを通じた「幸せ」をもたらすことをミッションとしています。
そのミッションを実現するため、特にストレスコーピングの分野で、彼女は「ストレスは体に悪い」と人々に伝え続けてきました。
しかし、「私が良かれと思ってしてきたことが、実は人々の健康、そして幸せを害してきてしまった…」と彼女は告白します。
一体、どういうことでしょうか?
1、ストレスと死の関係
Kelly氏は、彼女自身のストレスに対する考え方を根本的に変えさせた研究を取り上げます。
この研究は、アメリカで3万人の成人の動向を8年間追跡調査したもので、最初に以下2つの質問を参加者に尋ねました。
①去年どれ位ストレスを感じましたか?
②ストレスは健康に害になると信じますか?
そして、後に公開された死亡記録を使って参加者の誰が亡くなったか調べました。
結果はどうなったと思いますか?
皆さんご察しの通り、ひどいストレスを経験した人たちは、そうでない人たちと比べて死亡するリスクが43%高かったです。
しかし!!
これは、「ストレスは健康に害を及ぼす」と信じる人たちにだけ該当する話でした。
ひどいストレスを経験しても「ストレスって無害だよね」と考える人は、なんと、ストレスをほとんど感じなかったグループと比較しても、死亡率が一番低かったのです。
Σ(・□・;)Σ(・□・;)Σ(・□・;)
驚きです。
2、考えと運命
このストレスについてのお話からどんなことが言えるでしょうか?
ある対象について、考えを間違ってしまうと人は死ぬことさえあります。
逆に、正しい考えを持つならば、そこから来る恩恵を様々に享受することができます。
この後、Kelly氏はストレスの持つプラスの効果、すなわち、ストレスがどれほど私たちの人生を豊かにしてくれるか、科学的な根拠に基づいて語ります。
対象について、足したり引いたりすることなく、正しい考えを持つことが大切なんですね。
そのためには、その道のプロフェッショナルから正しい事実を教えてもらう必要があります。
今回はストレスについて扱っていましたが、私たちは様々なモノやコトに囲まれて生活しています。
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果たして、それらのモノやコトについて自分は正しい考えを持っているのか、もしかしたら考えが間違っているがゆえに害を被っているのではないか、と点検してみる必要がありそうです。
最後にマザーテレサの名言を紹介しましょう!的を射ています!
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
人はもっと幸せに生きたい!と願うけれど、その根本は結局、小さな小さな自分の考えから始まるということ。
人生についても自分が正しい考えを持てているのか、これを機に僕自身も点検してみようと思います。
みなさんも是非〜!
Mickey
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